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マテ貝も採れる新舞子(兵庫)の潮干狩りがおもしろすぎた~2017年

アイキャッチの画像

兵庫県たつの市にある新舞子浜の潮干狩り情報です。大阪からも1時間半から2時間くらいで到着し、無料の加古川バイパスや姫路バイパスを経由すると交通費も安くアクセスできます。

三重県や愛知県では採れる量が年々減少しているうえ貝毒の情報もありますが、新舞子は貝毒の報告が今のところなく安全に楽しめます。

アサリやハマグリがたくさん採れるし、探偵ナイトスクープで話題になった「マテ貝」もたくさん生息しているので新舞子海岸はぜひオススメできる潮干狩り場です。

2017年の潮干狩り情報

2017年の潮干狩り期間

4月15日(土) ~ 6月18日(日)

潮干狩りのみの料金(浜の入口で販売)
大人 1,300円
小学生 800円
幼児(3才以上) 400円
潮干狩りと休憩所の利用(各店舗で販売)
大人 1,500円
小学生 1,000円
幼児(3才以上) 500円

駐車場は1日500円(1000台収容可)

潮干狩りレポート

実際に行った時の状況をレポートします。

当日のスケージュール

日時 2017年4月23日
潮汐 若潮
満潮・干潮
(姫路市 飾磨区)
満潮:8時39分(136cm)
干潮:14時57分(47cm)

▼ちなみにこちらが当日の潮位の変化なのでこれから行かれる方はその日の潮位を調べて比較しながらこの記事を読んでいただけるとわかりやすい。
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8:30 新舞子海水浴場に到着
休憩所「海岸物語」でチケットを購入して開門までくつろぐ
10:30 開門、潮干狩り開始
(ハマグリとアサリ)
11:30 昼休憩、海岸物語内で昼食
13:00 潮が引いたのでマテ貝採りを開始
13:45 マテ貝が短時間でザクザク採れたので帰りの渋滞に備えて早めに終了

開門

▼開門40分前の門の前の様子
開門前の様子

この日の開門時間は10時30分。開門の40分くらい前からゲートの前に人が集まりだしました。この画像で見ると左側が浜に入るゲート、この撮影後に行列ができ始めて画像右側の方へ向かって開門を待つ行列が50メートルくらいできました。

画像いちばん手前は行列なんて気にせず夢中で砂遊びするうちの子です。

結論から言うと並ばなくて大丈夫です。開門の直前にチケットを持ってるか確認があります。チケットの確認が済んでいるので門が開いたら列とか関係なしにぞろぞろと浜に入っていけます。浜に入れるタイミングは先頭から最後列まで30秒も変わらないと思うので並んでもあんまり意味ないです。

休憩所でのんびりしておくか、僕みたいに砂遊びして過ごしてた方がいいですね。

アサリ・ハマグリ採り

開門するといっせいにアサリ・ハマグリの潮干狩りが開始します。時間が経つにつれ貝の数はどんどん減っていき1時間もするとほとんどいなくなるので必ず開門時間に合わせてスタートしてください。

たくさん採れたので採り方とかひと通りレポートしておきます。

アサリとハマグリのポイント

新舞子浜のハマグリとアサリは天然ではなく前日の夕方に撒かれた貝で浜の広範囲に散らばっています。

▼潮が引いた状態の新舞子浜
新舞子の潮干狩りエリア

だいたいですが黄色の範囲に貝が撒いてあるイメージです。潮が引いているときであれば水がないので広範囲に人が散らばって潮干狩りができますが、僕たちが行った4月23日の開門時間10:30頃の潮位は約120cmで赤色の線のあたりまで水がある状態でした。

沖に行くと水に浸かってしまうので水際ギリギリ(赤い線のあたり)に1列に並んでところ狭しとハマグリとアサリの争奪戦が起こっていました。

沖のほうは太ももあたりまで水に浸かってしまうので半パンでも濡れてしまうし、熊手を海に突っ込めば上半身も水浸しになってしまいますが、人が少ないのでライバルがいない分たくさんの貝が採れます。

うちの家族も最初は波打ち際で子供達とぼちぼちやってましたが、手前のほうではあまり採れなかったので子供は妻にあずけて沖のほうへ行ってみることにしました。

成果と必要な道具

40分ほど本気でやってみた結果がこちらです。
たくさん採れたアサリとハマグリ

僕一人だけで採った量です

画像ではわかりにくいですがハマグリが100個くらい、アサリが30個くらい採れました。もっと潮干狩り中のわかりやすい写真を撮りたかったんですけど、水に漬かりながらでスマホ持っていけなかったのですいません。

濡れるのを嫌って手前のほうでやってた方たちは10個~20個とかしか採れてない感じでした。人が多すぎて取り合いになるので仕方ないと思います。僕の服装は「海パン+長袖のラッシュガード」だったので濡れるのなんて気にせず沖へ行けました。ほとんど一人でたった1時間でこの量は十分じゃないでしょうか。大人数人で頑張れば恐ろしい量が採れると思いますよ。

でも濡れるの覚悟で沖に行かないとたくさん採れません。ですが潮干狩り時期の水温はまだまだ冷たいのでラッシュガードは必須です。僕もラッシュガードがなかったら体が冷えて長時間続けることはできなかったと思います。

安くで買えるので持ってない人は一着買っておいた方がいいですね。

砂を掘るための熊手と貝を入れておくバケツかネットも必須です。ネットで潮干狩りセットも販売されているのでまだ持っていない方は要チェックです。

マテ貝採り

マテ貝がいるポイント

マテ貝は沖のほうに生息しているので潮が引いているときにしか採ることができません。

▼矢印のところがマテ貝のいる離れ小島のポイント
マテ貝がいるポイント

新舞子は潮が引いてくると陸地側から離れたところに離れ小島みたいなものが出現します。そのあたりがマテ貝がたくさん採れるポイントです。

当日の干潮時間は14時57分(47cm)で12時頃から徐々に島が出現し始めたので「姫路(飾磨)の潮位表」を調べて80cm~90cmより潮位が低い時間帯だと可能ではないかと思われます。

私たち家族は休憩所で昼食を食べてゆっくりした後13時頃(潮位67cm)からマテ貝採りを開始しました。

マテ貝の採り方

①ジョレン(クワ)で砂を掘ってマテ貝が住んでいる小さな穴を見つける

マテ貝が住んでいる穴

掘る前にも砂浜に小さい穴がポツポツ見えますがマテ貝の穴ではありません。5センチくらい掘ればオッケーです。広範囲を一気に掘ることができれば効率よく穴を見つけられます。ちなみに矢印のところがマテ貝がいそうな穴です。すごい数でしょ?

②穴に塩を入れる

マテ貝の穴に塩を入れる

とにかく穴の数が多いしマテ貝が留守中の穴も多いので、調味料ボトル(はちみつ容器)を使って素早くたくさんの穴に塩を入れるのがコツです。先端を水につけちゃうと塩が出にくくなるので注意。

③マテ貝が出てきたら引っこ抜く

マテ貝が出てきた

長い間顔を出してくれる奴もたまにいますが、出てきて2、3秒で穴の中に戻ってしまう奴が多かったので素早く捕まえましょう。子供が捕まえている間に手前からももう一匹出てきた。

▼二匹同時にゲット!
二匹同時につかまえる

次々出てくるので忙しいけど、すごく楽しいですよ。

※意外にもろいので優しく捕まえる

マテ貝は捕まえたときに殻が割れたり、身が切れたりして思ってたよりもろかったです。うちの子供の場合は穴に戻ろうとマテ貝が抵抗しているときにむりやり引っ張ったり、先端部分を引っ張ってよく失敗していました。

採り方のコツはマテ貝の先端部分ではなく少し下の砂ごとつかんで優しく引っ張ることです。

マテ貝はどれくらい採れるの?

マテ貝の結果

  • 初めてのマテ貝採り
  • 子供2人だけで
  • 遊びながら
  • たった45分くらい
  • 若潮で完全に潮が引いてない状態
  • 穴を掘るジョレンの性能がショボすぎた

このような条件でしたが50匹くらいゲットすることができました。もう少し潮が引いてる状態で大人が数人でやればすごい数が採れると思いますよ。

新舞子海岸はマテ貝の宝庫です。僕たちみたいな素人でも忙しいくらいたくさん採れたので初心者の方にもぜひオススメです。

マテ貝採りの道具

ジョレン(クワ)

砂を5cmくらい掘るのに使用します。サイズは大きい方が作業が楽だし効率がいいです。

うちの家に家庭菜園用(100均のやつ?)のミニサイズがあったので「これでいっか」って代用したんですけど、ミニサイズのクワで水分を含んだ砂を掘るのはかなりの重労働でした。帰りの車の運転中はハンドルを握る手がずっと震えてたし、次の日からはひどい筋肉痛でまともに歩行することもできなかったので大きいやつの方がいいです。

休憩所の海岸物語では500円で数本ですがレンタルがありました。(1000円支払って返却時に500円バック)ただ早い物勝ちなので無くなってる可能性もあります。持参するのが確実ですがあまりに大きすぎると金額も高いし持ち運びも不便なのでほどほどの大きさがいいです。

必要な量は僕たちが45分で50匹くらい採るのに1kgくらいの塩を使用したのでもう少し長い時間やるなら最低2kgはあった方がいいと思います。

塩の種類は何でもいいわけではなく効率よくマテ貝の穴に入るようにサラサラの塩を手に入れましょう。粗塩、焼き塩、伯方の塩などはお鍋など料理に使いには最高ですがサラサラではないのでマテ貝には向いていません。振りかけるタイプの塩が最高ですが2kgも購入するとすごい金額になってしまします。僕たちは塩事業センターのこちらの塩を使用しました。サラサラタイプなのにすごく安いのでマテ貝採りには最高ですよ。

調味料ボトル(はちみつ容器)

マテ貝の穴に塩を入れる時これがあるととても便利です。特に子供と一緒にやる場合はこれがないと相当てこずると思います。

貝の持ち帰りと砂抜き方法

持ち帰り方法

①真水で洗う
腸炎ビブリオ細菌を除去するためです。

②濡らした新聞紙にくるむ
僕は新聞紙を持っていなかったのでレジ袋に直接入れて、貝が呼吸できるように少しだけすき間をあけて入口を縛る方法にしました。

③保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて持ち帰る
保冷剤は海岸物語で購入しました。

④家に帰ってから海水に入れて砂抜きする

海水に入れたまま持ち帰ってついでに砂抜きまで終わらせようとたくらむ人がいますがこれは良くないらしい。ぬるくなった海水につけていると鮮度が落ちてしまいます。

あと持ち帰り中に砂抜きしようと思っても車の振動とかがあると貝が砂を吐いてくれないのであまり意味がないようです。新鮮な貝が食べたければ面倒くさがらず帰ってから砂抜きしましょう。

砂抜き方法

この時点でまだ真水で洗っていない場合は殻をこすり合わせるようにして真水で洗います。

貝の砂抜き

アサリ・ハマグリ

① 海水を用意します
潮干狩りしたところの海水をペットボトルなどに入れて持ち帰るのがベストですが、自宅で水道水と食塩を使って作ることもできます。海水の塩分濃度は3~3.5%なので、「水1リットルに対し塩を30~35グラム」入れると簡易的な海水の完成です。水は浄水器などでカルキが抜けているものを使用する方がベターです。

② アサリとハマグリを重ならないように平らに並べる
上下に重ねて入れると上の買いが吐いた砂を下の貝が吸い込んでしまいます。あと吐いた砂を貝がもう一度吸い込まないように網やザルで底上げするとより成功率が上がります。底上げできない場合はキッチンペーパーを底に敷くと吐いた砂を再び吸い込みにくくなります。画像の左は網で底上げ、右の3つのバットはキッチンペーパーを使用した方法です。

③ ①の海水に浸けて砂を吐かせる
水の量は貝の3分の2から全体がギリギリ浸かる深さで、温度は潮干狩りした時の水温と同じくらい(20℃前後)がベスト。冷蔵庫に入れて冷やしすぎると貝が休眠状態になってあまり砂を出してくれなくなります。部屋を暗くするか新聞紙などをかぶせて光が当たらないようにしてやると元気に砂を吐いてくれます。時間は急ぐ場合は2時間くらい~しっかりやる場合は一晩浸けておくと良いでしょう。それ以上の時間は逆に貝が弱ってしまうので避けましょう。

④ 塩抜きして冷蔵庫へ
そのままでは海水を含んでしょっぱいので塩抜きします。やり方は海水から出して30分から1時間放置するだけで体内の海水を吐き出してくれます。

マテ貝

マテ貝は砂抜きしなくても大丈夫だと言われる方もいますが身と殻の間にけっこう砂が入ってるのでやった方がいいです。

やり方はアサリやハマグリと同じですが、重なっても大丈夫だし水の量は多い方がいいと感じました。今回初めてやってみてびっくりしたんですが砂抜きしてる最中ものすごい勢いでマテ貝が動くので子供が楽しそうに見てました。急速に汚れを吐き出すので少ない水だとすぐに水が汚くなるし水が多い方がマテ貝が自由に動くことができます。

保存方法(ハマグリ・アサリ)

冷蔵保存

乾燥すると死んでしまうので、湿らせた新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておくと2、3日は新鮮な状態で保存できます。新聞紙がない場合はキッチンペーパーなどで代用してください。

冷凍保存

冷凍すると1カ月くらいは新鮮な状態を保てます。空気に触れたまま冷凍すると傷みが早くなってしまうそうなので、ジップロックに入れて真空状態にしてから冷凍します。

うちは真空にするアイテムとか持ってなかったので、ジップロックに貝を入れストローを差し込んでジップする。ストローから空気を思いっきり吸い込みながら素早くストローを抜いて完全にジップする方法で簡易的に真空状態にしました。

食べ方

▼アサリのみそ汁
アサリのみそ汁

アサリは採れた量が少なかったので全部みそ汁にしちゃいました。味付けはアサリの量がそれなりにあれば貝のダシと味噌だけで充分です。

▼ハマグリの酒蒸し
ハマグリの酒蒸し

フライパンを火にかけサラダ油を敷してハマグリを投入する。日本酒1:昆布だし1を入れてすぐにフタをして蒸す。貝が開いたらパパッとしょうゆを振りかけて出来上がり。お好みでねぎをどうぞ

▼焼きハマグリ
焼きハマグリ

シンプルだけどこれが一番おいしかったりします。

▼マテ貝のバター醤油炒め
マテ貝のバター醤油炒め

フライパンを火にかけバターを敷く。マテ貝を殻のまま投入して炒める。塩コショウする(マテ貝に塩分がある場合はコショウのみで)。日本酒または料理酒を振りかけ、フタをして軽く蒸す。醤油をふって軽く炒めたら出来上がり。

マテ貝超うまかったです!

休憩所の情報

海岸沿いに休憩所が何件かあります。潮干狩り料金が1300円、潮干狩り+休憩所の利用が1500円、ということはたった200円追加するだけで休憩所が利用できるので本当にありがたかったです。

どこの休憩所を利用しても料金は同じのようです。私たちの家族はその中でも前から気になっていたビーチハウス海岸物語を利用させていただきました。

ビーチハウス海岸物語

海岸物語の外観

当日の入浜時間は10時30分。行く前日に混雑状況を電話で確認したところ海岸物語は7時30分から営業していて混雑する日は9時頃には席がいっぱいになる可能性があると言われました。

どうしてもこちらの休憩所を利用したかったので大阪を早めに出発し8時半頃に到着したところ

「誰もいねぇー!俺らいちばん?」

ちょっと早く着きすぎてしまいました。この日は9時半頃から人が増え始めて10時半前に満席状態でした。ただ日によって違いがあると思うので早めに着いておくことに越したことはないです。

海岸物語の中

フロントで潮干狩り付きチケットを購入して入店。中はこんな感じでテーブルがたくさん並べてあって、手前のほうが床が畳、奥は床がフローリングに。目の前が海の景色が良いところでゆったりくつろぐことができました。

海岸物語のキッズスペース

席のすぐ横にはキッズスペースがあります。新舞子に早く着いても子供が退屈しません。僕みたいに子連れで行く人は本当に助かります。

フードメニューもうどん・カレー・牛丼などのガッツリ飯から、フランクフルト・から揚げなどの軽食、かき氷やアイスクリーム、ソフトドリンクやビールまであって充実しています。個人的にはバターしょうゆ味のフライドポテトがおいしくて2回も買ってしましました。フードメニューの詳細はこちらからご確認いただけます。

ビーチハウス海岸物語のフードメニュー

あと海岸物語は飲食物の持ち込みがOKなのが非常にうれしかったです。テーブルで堂々とお弁当屋お菓子を食べることができました。ただやりすぎは禁物で、持ち込んだカセットコンロを店内のテーブルで使用していた人はさすがに注意されていました。

その他、地下に更衣室と温水シャワーがあり、店の入口にもホースや水道があるので汚れた足や潮干狩りグッズ洗ったり、採った貝もそこで洗うことができます。有料ですがバーベキュープランもあります。

ビーチハウス海岸物語
住所 兵庫県たつの市御津町黒崎新舞子1414-5
電話 079-322-0008
ホームページ ビーチハウス 海岸物語 - 新舞子・黒崎