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【画像あり】淀川大橋リニューアル工事:国道2号線 の規制で大渋滞?

淀川大橋工事の案内表示

国道2号線、淀川大橋のリフレッシュ工事がついに始まりました。

今回の工事による規制の内容やその期間、規制による渋滞の情報についての情報をまとめました。ネット上の情報だけじゃなくて現地へ出向いて取材した情報や画像も掲載しています。

また、追加情報があったらブログを随時更新していくので、定期的に覗きに来てくださいね。

工事の概要

淀川大橋の図

【淀川大橋床版取替他工事】

新しく架け替えではなく、老朽化が進んでいる淀川大橋を長寿命化するための工事です。

点検や診断の結果、床版(アスファルト下のコンクリートの部分)に老朽化による著しい損傷が見つかりました。

今回の工事では、古くなった鉄筋コンクリート製の床版から軽い鋼床版に交換してリフレッシュするとともに、鋼床版に変更することで重量を鉄筋コンクリートの3分の1程度に抑えることができるので、橋脚への負担減や耐震性能の向上をはかる狙いがあります。

期間はいつからいつまで?

[工事開始]
2017年(平成29年)8月6日~※現在工事中

[工事終了]
2020年(平成32年)2月終了予定

工事はすでに始まっています。混乱を避けるためになにわ淀川花火大会の翌日から工事が開始されました。工事終了予定は2020年2月の予定なので2018年と2019年の花火大会はかなり混乱するかもしれませんね。工事終了時期はあくまでも予定なので、もしかしたらもっと長引く可能性もあるかもしれません。

話がそれますが、新名神高速道路の工事では有馬川橋橋桁落下し、10名の建設作業員の方が死傷する事故がありました。早く完了してくれると嬉しいですがとにかく事故がないように順調よく進むことを祈るばかりです。

車線規制が行われます

車道が4車線(片側2車線)から2車線(片側1車線)に車線規制されます(終日規制)

通行止めではありません。3期に分けて車線を規制しながら工事が行われます。

Ⅰ期施工2017年8月~2018年8月(下流側)
淀川大橋1期工事

Ⅱ期施工2018年8月~2019年8月(上流側)
淀川大橋2期工事

Ⅲ期施工2019年8月~2020年2月(中央部)
淀川大橋3期工事

工事の方法には以下の3パターンが考えられる

  1. 通行止めにして現在の位置に新しい橋を造る方法
  2. 現在の位置から少しずらした位置に新設する方法
  3. 今回の方法

通行止めにする1の方法は国道2号線を遮断することになり影響が大きすぎるので不可能だと考えられる。また南海トラフ地震による大津波が発生した場合、淀川と神崎川に挟まれた西淀川区は橋がないと孤立してしまう懸念もある。

2の方法だと現在そこにある住宅や店舗を立ち退かせて用地を確保する必要が出てくるが、新しい用地を確保することは困難であるので今回の方法が採用された。

規制の区間

国道2号線 福島区海老江地区~西淀川区野里地区

車線規制されていた範囲
車線規制されていた区間

工事が行われるのは橋の部分の724.5mだが片側一車線に車線規制されている範囲はもう少し長い。現地に出向いて確認してみたところ、画像の区間で車線規制が行われていました。

福島区海老江側(南側)の車線規制開始ポイント
車線規制の海老江側

西淀川区野里側(北側)の車線規制開始ポイント 車線規制の野里側

歩道・自転車・バイクは通行できる?

淀川大橋は両サイドに歩行者や自転車が通る歩道があります。

念のため通行止めなどになっていないか現地で確認しましたが、まだ歩道の規制は行われていませんでした。今後も歩行者が完全に通れなくなることはありません。このあとの一期工事では下流側の歩道が通行止めで上流側のみに、二期工事では上流側の歩道が通行止めで下流側のみの通行になります。

規制開始直後の下流側歩道
淀川大橋の歩道

福島区側から西淀川区側へ渡る橋の中ほどで撮影しました。車道が大渋滞しているにもかかわらず、歩道の自転車はスイスイ進んでます。

二輪車(バイク)も余裕ですり抜けできるほどのスペースはありません。原付だと多少はできるかもしれませんが、基本的には車と同じように並ぶことになりますね。

歩道の規制状況に変わりがありましたらまた追記していく予定です。

渋滞情報

早速2017年8月6日の規制開始直後から渋滞が起こっているようだ。Twitterでも渋滞に巻き込まれたとのたくさんの人のツイートがあったので少しピックアップしてみます。

Twitterでの反応

日頃の渋滞対策

日頃からもしも渋滞に巻き込まれた時の対策はできていますか?

渋滞に巻き込まれたらイライラしちゃいますか?

工事の規制とは少し話がそれちゃいますが、渋滞を乗り切るためのグッズを紹介します。

車用の快適クッション

長時間の運転で腰が痛くなることはありませんか?車用のクッションがあると長時間運転の疲労が軽減されますよ。こんなクッションあるのご存知でした?しかも結構手頃な値段で手に入ります。

カーインバーター

「家庭用の家電を車内で使えたらいいのにな」って思いませんか?カーインバーターがあればシガーソケットから100v電源を確保できます。これがあると渋滞中も快適に過ごすことができるかも?

携帯トイレ

まさかまだ持ってないドライバーさんいませんよね?これは常に車においておきたい必需品です。ダッシュボードにも簡単に納まって邪魔にもならないし、ほんと安い物なのでこの機会に用意しておきましょう。

実際に渋滞に巻き込まれてみました

現地へ行って渋滞の様子を確認してきました。

淀川大橋手前(北向き)の渋滞(平日夕方) 淀川大橋北向きの渋滞

野田阪神・海老江方面から淀川大橋に差し掛かる手前の渋滞です。最後尾は野田阪神付近から込み始めて、橋を渡った車線規制が解除されるところまで続いていました。

北向き 橋の中央部で渋滞通過中
淀川大橋北向きの渋滞

このときは中央分離帯の撤去など準備工事が行われていました。このあとの一期工事では左側(下流側)が規制されます。

淀川大橋北詰から橋の方向を見た様子
淀川大橋南向きの渋滞

南向き(市内方面)もばっちり渋滞してます。ちなみにここの交差点を右折すると、国道43号線の伝法大橋まで信号ゼロで快適に行くことができる。渋滞を回避したい人は利用すると良いが、たまにスピード違反の取り締まり(ネズミ捕り)をやっているのでスピードの出し過ぎには注意です。

☆☆渋滞情報も今後随時更新していきます☆☆

迂回ルート

淀川を渡る方法は他に国道43号線の伝法大橋(下流側)、国道176号線の十三大橋を選択する方法もある。

しかしこれらの橋まではけっこうな距離があるので元々国道二号線を直進しようと考えていた場合は、下手に迂回するより、渋滞には巻き込まれるが素直に直進して淀川大橋を通過した方が早いことが多いと思われる。

だが淀川を挟んで斜めに移動し、2種類の橋どちらも選択できるようなケースの場合は淀川大橋を避けるルートを選ぶのがベターだ。

例えば

国道2号線歌島橋方面から梅田方面へ向かう場合
十三大橋への迂回ルート

通常は2号線をそのまま直進し桜橋方面から侵入する。(青い線)もしくは淀川大橋をわたって中海老江を左折、鷺洲を経由して大阪駅北側のグランフロント大阪周辺に出るルート(緑の線)がある。
しかし渋滞が予想される時間帯だと、淀川通→十三→十三大橋→梅田のルート(赤い線)の方がスムーズ。

此花区のR43付近からR2西淀川区側へ向かう場合
国道43号線への迂回ルート

淀川左岸の国道43号線から国道2号線へ抜ける堤防の道路は信号がほとんどないので、堤防→2号線を左折→淀川大橋のルート(青い線)が便利だったが、淀川大橋が渋滞しているうえ堤防道路から2号線へ左折するときの信号も工事が始まってから渋滞がひどくなっているのでお勧めしない。

僕も先日(2017年8月26日の土曜日18時頃)工事していることを忘れてこのルートを利用してしまい、かなりの時間を使ってしまった。
国道43号線の伝法大橋を渡る→福町を右折→姫島駅を通過→国道2号線のルート(赤い線)の方がスムーズだ。

ちなみに淀川通の東向き歌島橋手前付近(赤丸で囲んだところ)も大渋滞していることが多いので極力避けたい。

まとめ

今回の車線規制では予想通り渋滞が発生している。

交通量の少ない時間だとそれほど影響がないようですが、運が悪ければ通貨に1時間くらいかかる可能性もあるので、時間には余裕をもって行動したいですね。

移動する方向によっては、国道43号線の伝法大橋や国道176号線の十三大橋に迂回する方法もあるので検討してみてください。

新しい情報が入ったら随時更新していく予定です。

「ここの情報よろしく」とか「ここの写真を撮影して来て欲しい」とかがあればコメントからどうぞ!
自宅から近いので時間が合えばご要望にお応えできるかもです。